Instagram&TikTokダブル運用のメリットは?

今回はInstagramとTikTokのダブル運用について解説します。

「InstagramがメインにしたいのでTikTokはちょっと、、、」
「TikTokは若い子がやってるやつでしょ?」

Instagramを伸ばしたいと考えている人の中には、このように考えている人も多いと思います。

しかし、ショート動画戦国時代と言われる今、InstagramとTikTokのダブル運用で伸ばしている人はたくさんいます。ダブル運用をやらないのは本当にもったいないです!

「でも、TikTokは使ったことないし、、、」と思った方も安心してください。InstagramとTikTokは似通っている部分も多く、『使い回し』できるという特徴があります。それぞれの特徴を活かすことで、プラスアルファの力を生み出すことができますよ。

今回は、InstagramとTikTokのダブル運用についてまとめました。ぜひ最後までお読みください!

目次

InstagramとTikTokの違い

InstagramとTikTokはどちらも有名なSNSですが、それぞれに違った特徴があります。まずは、それぞれの強みと弱みについて解説します。

インスタの強み・弱み

まずはInstagramの強みと弱みを見ていきましょう。Instagramの強みは以下のとおりです。

インスタの強み
  • 写真、動画の投稿に特化。
  • 世界観を表現しやすい。
  • 幅広い年齢層にアピール可能。

Instagramは世界観を表現するのに特化したSNSです。ここでいう世界観とはアカウント全体の統一感や雰囲気のこと。これらを作りあげることで、フォロワーのファン化を促し、マネタイズへスムーズに移行することが可能です。

Instagramのユーザー層は10代・20代はもちろんのこと、30代〜50代も多く、幅広い年齢層にアピール可能である点も大きな特徴の一つです。

インスタの弱み
  • 検索性の低さ
  • フォロワーが少ない段階ではアピールしづらい。

Instagramの1番の弱みは『フォロワーが少ない段階ではアピールしづらい』ことです。フォロワーが増えれば、大きな影響力を身につけることができるInstagramですが、フォロワーが増えるまでには多くの時間が必要です。

投稿の露出も、フォロワー数に依存する部分が大きいので、運用当初は我慢の時間が続きます。

TikTokの強み・弱み

次にTikTokの強みと弱みを見ていきましょう。TikTokの強みは以下の通りです。

TikTokの弱み
  • フォロワー0でもバズる。
  • 主流のショート動画がメイン。
  • 爆発力がある。

TikTokの大きな強みの一つに、『フォロワー0でもバズる』が挙げられます。これは他のSNSと比べても極めて珍しい特徴です。投稿されたショート動画の質がよければ、フォロワーが全くいない状態でも、数百万再生されることがあります。

この強みを活かすことができれば、運用を始めてすぐ数千〜数万フォロワーを獲得することもできます。

TikTokの弱み
  • 動画制作へのハードル。
  • マネタイズの難しさ

TikTokは基本的にショート動画がメインとなります。そのため、動画作成を苦手とする人にとってはハードルが高いSNSといえます。

また、他のSNSよりもマネタイズが難しいとも言われています。

ダブル運用のメリット

InstagramとTikTok、それぞれの特徴がわかったところで、次はダブル運用のメリットを見ていきます。ダブル運用のメリットは以下の通りです。

ダブル運用のメリット
  • ショート動画を使いまわせる
  • フォロワーが少なくてもバズる
  • 収益化の幅が広がる

それぞれ詳しく解説していきます。

ショート動画を使いまわせる

ダブル運用のメリットはなんといっても、『使い回し』が可能なことです。Instagramのリール動画とTikTokの動画は、動画サイズ・デザインなどほぼ同じ作りになっています。

そのため、どちらか片方に投稿するために作成した動画を、もう一方のSNSでも使うことができます。2つのSNSに別々の動画を作るとなると、手間や時間がかかりますが、使い回しができれば単純に手間が半分で済みます。

手間が半分で、成果が2倍になるならやらない手はありません。

フォロワーが少なくてもバズる

先述のように、TikTokはフォロワー数に依存せず、動画の質によってバズを生み出すことができます。そのため、フォロワーが0の状態でも数百万再生を出すこともできます。

TikTokの強みであるこの部分は、Instagramの弱みでもあります。Instagramはフォロワーが少ない段階だと、どんなに質のいい投稿をしたところで、バズることは難しいです。

しかしダブル運用をすれば、お互いの強みと弱みをうまく活かし合うことができます。

下記のように、TikTok→Instagramの動線を作ることで、TikTokのバズがInstagramへも波及するようになります。この点はダブル運用をする一番の目的とも言えるでしょう。

ダブル運用の流れ
  1. TikTokで投稿をバズらせる。
  2. Instagramへ誘導する。
  3. Instagramのフォロワーが増える。

TikTokからInstagramへ誘導する1番かんたんな方法は『プレゼント企画』です。最近はこの方法で伸ばす発信者が増えてきています。

『Instagramフォローで○○をまとめたPDF資料をプレゼント!』といったものですね。

TikTokでバズを起こして、フォロワーを増やしたあと、この訴求をすることでスムーズにInstagramへ誘導することができますよ。Instagramでもフォロワーが増えれば、Instagram単体でも影響力が増すのでおすすめです。

マネタイズの幅が広がる

ダブル運用をすることでマネタイズの幅が広がります。InstagramとTikTokを比べた時、マネタイズがより得意なのはInstagramの方です。

先述の『フォロワーが少なくてもバズる』と重なる部分もありますが、Instagramが苦手な『フォロワーを増やす』という部分をTikTokで補うことで、マネタイズまでのスピードを圧倒的に早くできます。『TikTokで知ってもらう→インスタでファン化→マネタイズ』というイメージですね。

また単純に、2つのSNSを伸ばすことで企業案件やオファーなどがきやすくなります。TikTokはマネタイズが難しいとお伝えしましたが、企業案件などの単価はInstagramよりも高く設定されていることが多いです。

Instagramにおける企業案件の単価は『フォロワー数×1円〜2円』であることが多いのに対して、TikTokの場合は『フォロワー数×2円〜6円』とも言われています。SNSによって相場が違うので、この点も大きなメリットです。

さらにダブル運用をすることで、案件が来た企業に対して『単価交渉』をしやすくなります。

例えばInstagramに『フォロワー数×1円』で商品のPR依頼が来た場合、「TikTokのフォロワーが○万人いて、そちらでもPRするので単価を○円に上げていただくことはできますか?」と交渉するイメージです。

企業側もなんのメリットもない場合、単価交渉に応じづらいですが、こういった風に正当な理由があれば、単価アップしてくれる確率が上がります。

ダブル運用のデメリット

InstagramとTikTok、ダブル運用のデメリットですが、大きなデメリットはないと考えています。あえて挙げるとすると『運用や投稿の手間が増える』という点です。

動画自体は使い回しができるので、手間は一切かかりません。しかし、それを投稿したり、コメントを返したり、DMを返信したりといった手間は増えることになります。大きな手間ではありませんが、人によっては『2つも同時に運用できない』と思ってしまうこともあるかもしれません。

ダブル運用には、単純に手間が増えること以外に大きなデメリットはありません。

まとめ

InstagramとTikTokにはそれぞれ強み・弱みが存在します。ダブル運用をすることでそれぞれの弱みを補い合って、相乗効果を生み出すことができます。

現在ではInstagramとTikTokのダブル運用は、当たり前となりつつあります。そんな状況の中、Instagram1本で伸ばしていくのは本当に難しいです。発信するジャンルにもよりますが、TikTokを有効活用することを強くおすすめします。

ダブル運用のデメリットとしては『手間が増える』ということだけです。それでも全く別の発信をするより、使い回しが可能な分手間は少ないです。どうしても一つのことしかできない!という場合は仕方がありませんが、『Instagramを伸ばしたい』という強い思いがある方は、ぜひダブル運用もチャレンジしてみてください。

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