『おしゃれな写真を投稿して、ユーザ同士繋がる』というイメージの強いInstagramですが、最近ではフリーランスとして活動する人が『自分のビジネスのために』活用する事例も増えてきました。
ただInstagramを『ビジネスに使う』といっても、具体的にどのようにInstagramを活用すればいいか、想像がつかない人も多いと思います。今回は、“フリーランスがInstagramを活用する方法”についてご紹介します!
フリーランスとは
SNSの発展や副業の需要増加にともなって、よく耳にするようになった『フリーランス』という言葉。
本題に入る前に『フリーランスはとはなにか』について簡単に説明しておきます。
フリーランスとは、『会社や組織に所属せず、仕事に応じて自由に働く人』のことです。
フリーランスが活躍する代表的な職種としては
・カメラマン
・ライター
・デザイナー
・プログラマー
などが挙げられます。
フリーランスは『自由な働き方ができて、収入UPを目指せる』といったメリットがありますが、『全てが自己責任』「収入が不安定』といったデメリットもあります。
これらのフリーランスの中にはInstagramを活用して、仕事を獲得している人も多いです。
そして、仕事を獲得できているフリーランスは、Instagramを巧みに活用し、うまく営業活動を行なっています。
フリーランスがInstagramを活用する方法
フリーランスがInstagramを活用する方法として以下の3つが挙げられます。
- インスタ経由での集客
- インフルエンサーとしての独立
- 運用コンサルや運用代行
これら3つの方法について詳しく解説します。
インスタ経由での集客
1つ目は『インスタ経由での集客』です。
この方法は、すでにフリーランスとして『自分の商品・サービス』がある人におすすめの活用法です。
具体的なイメージとしては
- デザイナーが自分のデザインした作品をInstagramで発信して、“作成依頼”などの仕事を得る。
- 美容師が、自分のカットスキルをInstagramで発信して、店舗に来店してくれるお客さんを増やす。
- カメラマンが、自分撮影した写真、動画を発信して、“撮影依頼”の仕事をもらう。
という感じです。
フリーランスになりたての方は、仕事が少なく”クラウドソーシング”などのサイトを利用している人も多いです。
しかし、これらのサービスは1つ1つの単価も安く、『案件を見つける→応募する→実際に仕事をする』とステップも多いため効率は悪いです。
Instagramを活用した場合は『自分の商品・サービスをPR→それを見たユーザーが顧客になる』ので、自分から営業をする手間が少なくなります。
フリーランスとしてすでに活動をしている人にとってInstagramマーケティングはとても有効な手段となります。
インフルエンサーとしての独立
フリーランスがInstagramを活用する2つ目の方法は『フォロワーを増やしてインフルエンサーになる』ことです。
インフルエンサーとは、SNSなどにおいて、世間や人の行動・思考に大きな影響を与える存在を指します。
スポーツ選手やテレビタレント、ファッションモデル、特定の分野の専門家、インターネット上で大きな影響力を持つ一般人やブロガーなどがインフルエンサーの一例です。
インフルエンサーといっても、そのフォロワー数によっていくつかのカテゴリーに分類されます。
・ナノインフルエンサー
→フォロワー1,000人〜10,000人
・マイクロインフルエンサー
→フォロワー10,000人〜100,000人
・ミドルインフルエンサー
→フォロワー100,000人〜1,000,000人
・メガインフルエンサー
→フォロワー1,000,000人以上
インフルエンサーの収入源の1つがPR案件です。
PR案件とは、インフルエンサーに自社の商品・サービスをPRしてもらうマーケティング手法です。
インフルエンサーは、商品やサービスをPRする対価として、企業から報酬をもらいます。この報酬は、案件やインフルエンサーのカテゴリーによっても違いますが『1フォロワー=0.5~2.0円』ほどであることが多いようです。
InstagramでPR案件をもらえるようになるには、少なくともフォロワー1,000人以上は必要と言われています。
フォロワーを増やし、自分の発信するジャンルでの地位を獲得できれば、インフルエンサーとしてフリーランスになることも十分に可能となります。
実際、多くのインフルエンサーがフリーランスとして独立しています。
ただインフルエンサーとして独立するためには『フォロワー数』がとても重要となるので、時間がかかるといったデメリットもあります。
運用コンサルや運用代行
3つ目は『運用コンサル』や『運用代行』を仕事にする方法です。
インスタを伸ばすことができれば、その知識を活かして、個人や企業のコンサルや代行の仕事をすることができるようになります。運用コンサルと運用代行の違いは以下の通りです。
・運用コンサル
→企業や個人が発信するInstagram運用に対して、相談やアドバイスをすることで運用のサポートをすること。
・運用代行
→企業や個人のInstagramを、それらに代わって運用するサービス。
これらの仕事を行うために、資格などは必要ありませんが『インスタ運用の知識』や『SNSマーケティングの知識』が必須のスキルとなるため、自分自身でInstagramを伸ばした経験がなければ、難しいといえるでしょう。
まとめ
大企業やインフルエンサーだけでなく、フリーランスにとってもInstagram活用は大切な時代になってきています。
Instagramは単に『おしゃれな写真を投稿して、ユーザ同士繋がる』SNSではなく、『営業ツール』や『自分の仕事をアピールする場』としても使われるようになっています。
今回紹介した3つの、どのパターンを目指すにしても『自分自身がInstagramをしっかり運用』することは必須のスキルとなります。
ただ単にInstagramを発信しているだけで、仕事につなげることはできません。
フリーランスを目指す人は、まずはInstagramのスキルを身につけ、営業・集客ツールとしての土台を作ってみてください。
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