今回のSnsClubラジオ、パーソナリティーは駒居です!
「SnsClubラジオ」リクエストフォームを設置しました!
毎日の音声配信で僕に話してほしい内容の「リクエスト」を募集しています!
インスタ運用に関する質問でもよし!考え方やマインド、人生に関することでもよし!
ぜひ配信テーマ検討の参考にさせて頂きたいです!
あなたが応募してくれたリクエスト内容のブログ記事が公開されるかも…?是非どしどしご応募くださいね!
オープニング
おはようございます。駒居です。本日は「なぜ、あなたのリールは伸びないのか?」というテーマでお話をします。週報から頂いた質問にお答えします。
グルメアカウントで、リール動画をメインで投稿をしており、TikTokにリールを転用しています。
再生数がインスタでは140回、TikTokでは3900回なのですが、再生数にここまで差があるのには、どのような理由があるのでしょうか?駒居さんのご意見をお聞きしたいです。尚、TikTokでの再生数は、直近でも増えており、1日約100再生ほど増えています。
私としては、流行のお店を投稿したため、利用年齢層の若いTikTokユーザーに、偶然それが刺さり、再生数が多くなったのではないかと考えています。
まずはご質問いただき、ありがとうございます!SNSのプラットフォームによって再生数がまちまちで、伸びるものもあれば伸びないものもあるというのは、発信活動をしているとよく感じることだと思います。実際に、私のアカウントでも、リールではとても伸びたのに、TikTokでは全然伸びなかったという投稿があります。また、その逆も然りで、TikTokでとても伸びたのに、リールでは全然伸びなかったというものもあります。
今回の質問者さんの場合、TikTokでは伸びるのに、インスタでは伸びないという状況ですね!
私の妻は今、ファッション系のアカウントを運営していて、質問者さんと同様の状況にあります。TikTokでは、数十万再生数を叩き出して、アカウントが急激に伸びていますが、その内容をリールに投稿しても全然伸びないという状態で、妻も頭を悩ませています。
こういった時に、よく「年齢層が違うから」という理由が挙げられますが、この点について今回は私自身の見解をお伝えできればと考えています。
今回のラジオの注意点
1つ注意していただきたいのが、この発信するプラットフォームによって再生数が異なる件について、各SNSから公式的な発表があるわけではありません。今回のお話は私が普段SNSを見たり、分析していく中で感じることなど、私の主観に基づいています。そのことを念頭に置きながら、今日のラジオを聴いていただけたらと思います。
プラットフォームにより、再生数が異なる3つの理由
私は、ショート動画の再生数がSNSプラットフォームによって異なる理由が3つあると考えます。
- アルゴリズムの違い
- ユーザー層の違い
- 運などの不確定要素
これから詳しく説明します!
理由その1「アルゴリズムの違い」
プラットフォームにより再生数が異なる理由1つ目は、「アルゴリズムの違い」が挙げられます。このアルゴリズムの違いは、考えられる要因の中で最も大きいものだと私は感じています。
そもそもアルゴリズムとは?
アルゴリズムとは、各SNSが定める「このような投稿は優遇します」といった指標のことを指します。ショート動画のプラットフォームであるInstagramとTikTokに加えて、YouTubeショートのアルゴリズムについても触れたいと思います。それぞれのアルゴリズムは以下の通りです。
- Instagram
ユーザーの好みに基づき、おすすめされる。
質問者さんは福島カフェに関する投稿をしているため、福島のカフェに興味がある人や過去に検索した人におすすめされるのが、Instagramのアルゴリズムの特徴です。 - TikTok
ユーザーの好みも考慮されるものの、ジャンルに関わらず、動画単位での評価が高いもの、つまり面白くて話題となっている動画がおすすめされる。
質問者さんの動画がリールよりもTiktokで再生される要因は、その動画やカフェ自体が興味を引く内容であったためだと考えます。 - YouTubeショート
過去の閲覧履歴に非常に基づいていると感じる。さらに、チャンネル登録者数が多いアカウントは圧倒的に優遇される。
InstagramやTikTokでは、フォロワー数が多くなくても数十万再生というケースが多いですが、YouTubeショートに関しては、チャンネル登録者数がどれだけ多いかが、伸びる要素にも含まれていると感じます。つまり、YouTubeショートで伸びるためには、過去に視聴してくれた人や特定の検索を行ったユーザーに動画が優先的に表示される傾向があると思います。
今、リールが伸びていない根本的な理由
Instagramのリールが伸びていない場合、ジャンル認知されていない可能性があります。ジャンル認知を向上させるためには、
- 関連したハッシュタグを使用する
- 同じジャンルのアカウントをフォローする
- 同じジャンルのアカウントへコメントする
- 投稿時に位置情報を追加する
などの手段が考えられます。
しかし、質問者さんが福島県や宮城県のカフェをジャンルとしている場合、Instagram内でのボリュームが少なすぎるため、インスタグラムのアルゴリズム上で推薦されにくい可能性があると感じます。そのため、ハッシュタグを地域名ではなく、「#カフェ」「#カフェ巡り」「#グルメ」など、キーワードを広げてみるのも1つの方法として考えられます。
あるいは、Instagramのリールにこだわらず、本格的にTikTokでの展開を検討するのも1つの策かと思います。
理由その2「ユーザー層の違い」
プラットフォームにより再生数が異なる理由2つ目は、「ユーザー層の違い」です。
これは多くの方が勘違いしている点ですが、TikTokのユーザー層は皆さんが思っているほど若くはありません。多くの方がTikTokのユーザー層は10代〜20代前半が主というイメージを持っていますが、プラットフォーム別の平均年齢を見ると、TikTokは約34歳、Instagramは38歳となっており、大きな差はありません。
TikTokは確かに10代〜20代のユーザー層が多いですが、30代以降のユーザーも多く存在します。平均年齢も34歳であることから、10代や20代向けのコンテンツだけが伸びるわけではありません。
理由その3「運などの不確定要素」
プラットフォームにより再生数が異なる理由3つ目は、「運などの不確定要素」です。SNSの再生数には、私たちには理解できない多くの不確定要素が存在しています。
インスタグラムでは、数千個以上のシグナルがあると公式にも述べられています。なので、正直、「なぜインスタで伸びないのか?」「なぜTikTokで伸びたのにインスタでは伸びなかったのか?」といった疑問に対して、仮説を立てて考えることは大切ですが、発信活動やコンテンツ作成の本質的な部分ではないと感じています。
アドバイス
今回の質問者さんの投稿を見ると、まだ5投稿程度しかされていないようです。現状のアドバイスとしてはまず、この投稿数を20投稿、30投稿、100投稿…と増やしていき、しっかりとデータを積み上げることが必要となります。
また、Instagramでは100再生~140再生、TikTokでは3900再生とのことですが、これは各プラットフォームの特性というより、正直に言うと動画がユーザーに響いていない可能性が考えられます。これは、InstagramやTikTokm、YouTubeを問わずSNS全体で1万再生以下の動画には、100再生も3000再生も大きな差ではありません。
私の提案としては、まずは投稿のクオリティを高めることです。そうすれば、100再生という数字にはならず、1万再生や10万再生といった数字を出せるようになると思います。小手先のテクニックに捉われず、面白くてフォロワーやペルソナのためになるコンテンツを作り続けることが大切です。
まとめ
本日は「なぜ、あなたのリールは伸びないのか?」というテーマについてお話をしていきました。
今日も人生を変える1日にしていきましょう!
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