インスタグラムのビジネスアカウントとは？メリットや活用事例を解説

今回は、インスタグラムのビジネスアカウントの概要やメリット、活用事例を解説します！

「インスタグラムのビジネスアカウントを活用するメリットやデメリットは何があるんだろう？」
「インスタグラムのビジネスアカウントの活用事例を知りたい！」

インスタグラムのビジネスアカウントを活用したいものの、メリットやデメリットを把握してからでないと利用する判断が中々できないですよね。

「もし、インスタグラムのビジネスアカウントを活用するメリットとデメリットを把握できても、アカウントの運用が成功している事例を知らないと不安」という方多いと思います！

でも、安心してください！この記事を読めば、インスタグラムのビジネスアカウントの成功事例を参考にして、インスタ運用を開始できます。インスタグラムのビジネスアカウントの活用を検討している方は、本記事を参考にしてください。

インスタグラムのビジネスアカウントとは？

インスタグラムのビジネスアカウントとは、企業やビジネスマン向けのコミュニティアカウントのことです。多くの企業が集客や顧客との交流を目的として、ビジネスアカウントを利用しています。

インスタグラムのビジネスアカウントは利用料金がかからず、集客や顧客に興味をもってもらうためのさまざまな施策に活用できるため、多くの企業から人気を集めています。

インスタグラムのビジネスアカウントとクリエイターアカウントの違い

インスタグラムには、個人アカウントとビジネスアカウントのほかにクリエイターアカウントがあります。クリエイターアカウントとは、著名人やクリエイター向けに用意されているアカウントです。ビジネスアカウントとクリエイターアカウントは、以下の2つの違いがあります。

クリエイターアカウントでは電話番号とメールアドレスを登録してプロフィールに表示されるように設定しておけば、アカウントのプロフィール欄に「電話する」と「メール」が表示されて、顧客がコンタクトを取りやすくなります。

ビジネスアカウントでは「電話する」「メール」に加えて、住所を登録しておけるので店舗運営している方にとってはより集客へ結び付けやすくなるでしょう。

また、ビジネスアカウントでは「料理を注文する」「予約する」「席を予約する」などのアクションボタンを設置できます。ビジネスアカウントは、クリエイターアカウントと比較して多種多様な機能があるため、ビジネスに活用しやすいといえるでしょう。

インスタグラムのビジネスアカウントを活用するメリット

ここでは、インスタグラムのビジネスアカウントを活用するメリットとして、以下の3つが挙げられます。

ここで解説するメリットを参考にし、ビジネスアカウントを運用する判断材料にしてください。

広告出稿ができる

インスタグラムのビジネスアカウントを活用するメリットとして、広告出稿ができることが挙げられます。通常のアカウントの場合は、インスタの広告をFacebookの広告管理ツールから毎度出稿しなければいけません。

しかし、ビジネスアカウントを登録すれば、インスタのプロフィールの「広告」から手軽にインスタ広告を出稿できるようになります。

インスタの広告を頻繁に出向して集客につなげたい事業者の方は、インスタグラムのビジネスアカウントを活用したほうがよいでしょう。

ビジネス情報を設定できる

インスタグラムのビジネスアカウントを活用すると、ビジネス情報を設定できるようになります。ビジネスアカウントに登録して設定できるビジネス情報は「電話番号」「メールアドレス」「住所」です。

インスタのアカウントにビジネス情報を設定しておけば、顧客がよりコンタクトをしやすくなるため、集客効果を高められます。集客効果を高めたい事業者の方は、ビジネスアカウントに登録してビジネス情報を設定してみましょう。

インサイト機能を使用して分析ができる

インスタグラムのビジネスアカウントを活用するメリットの一つとして、インサイト機能を使用して分析ができることが挙げられます。インサイト機能とは、インスタグラムで使用できる分析ツールのことです。インサイト機能を使用すれば、以下の4つのユーザー情報を把握できます。

つまり、インサイト機能を使用することで、自社のインスタアカウントに興味をもったユーザー数が把握できるのです。

インサイト機能を使用すれば「この投稿は多くのユーザーから反応が大きかったけど、なぜ反応が大きかったんだろう」「この投稿は全然ユーザーから反応してもらえないけど、多く反応をしてもらえるにはどのように改善をすればよいのだろう」などと、さまざまな分析ができます。

自社の知名度を高めたい方やインスタ運用に興味がある方は、ぜひビジネスアカウントを活用してみてください。

インスタグラムのビジネスアカウントを活用するデメリット

ここでは、インスタグラムのビジネスアカウントを活用するデメリットとして、以下の2つを解説します。

インスタグラムのビジネスアカウントにはメリットだけでなく、デメリットもあります。ビジネスアカウントを活用する際は、メリットとデメリットを比較したうえで利用しましょう。

アカウントを非公開にできない

インスタグラムのビジネスアカウントを活用するデメリットとして、アカウントを非公開にできないことが挙げられます。ただ、ビジネスアカウントを活用しようと考えている方の多くが、集客効果を高めることを目的にしているのではないでしょうか？

集客効果を高めるためにビジネスアカウントを活用するのなら、アカウントを非公開にする必要はないので、このデメリットはあまり気にする必要はないでしょう。

ビジネス用だとバレて嫌悪感を与える可能性がある

インスタグラムのビジネスアカウントを活用するデメリットの一つとして、ビジネス用だとバレてユーザーに嫌悪感を与える可能性が（無視できるほど低いですが）あります。

しかし、ビジネス目的でインスタ運用をしていても嫌悪感を感じないユーザーの方が多い傾向にあります。どんなインスタのアカウントでもよいと思う人もいれば悪いと思う人も一定数いるわけなので、数少ないユーザーのためにインスタ運用を諦める必要はありません。

とはいえ、ビジネス目的でインスタ運用をしていることに嫌悪感を感じるユーザーが一定数いることも把握しておきましょう。（そういったユーザーは基本的に無視でOKです！）

インスタグラムをビジネスアカウントへ切り替える方法＆解除方法

ここでは、インスタグラムをビジネスアカウントへ切り替える方法と解除する方法を解説します。ビジネスアカウントへ切り替える際は、以下の手順で操作してくださいね。

また、インスタグラムでビジネスアカウントを解除する際は、上記と同様の切り替え方法で解除できます。

インスタグラムのビジネスアカウントの活用事例

ここでは、インスタグラムのビジネスアカウントの活用事例として、以下の3つを解説します。

ここで解説した活用事例を参考にしたうえで、インスタのビジネスアカウントを運用しましょう。

DAISO

100円ショップの「DAISO」は、オシャレな商品の紹介や100均で解決できるお悩みコラムなど日常的に役立つ投稿を日々行っています。

例えば、バレンタインデーが近くなれば、バレンタインのチョコを入れるのに最適なケーキボックスとペーパーバッグを紹介していました。

ほかにも、年の瀬にユーザーから投票を集めて人気商品を決める「ダイソー商品総選挙」もインスタ内で投稿していて、盛り上がりを見せていました。

そんな「DAISO」のインスタ公式アカウントは、2023年2月現在で179.9万人もいます。商品紹介系のインスタ運用をしたいのであれば「DAISO」を参考にするとよいですよ。

KiKi Harajuku

原宿のフレンチレストランである「KiKi Harajuku」は、ついついガン見してしまうようなオシャレな料理の写真を日々投稿しています。

「KiKi Harajuku」は投稿に位置情報を付けているため、近くで検索をした際に引っかかるように工夫をしたインスタ運用をしていますよ。

また「KiKi Harajuku」は「席を予約する」ボタンを設置し、来店数が向上するように工夫しています。そんな「KiKi Harajuku」は、2023年2月現在で1.4万人のフォロワーを獲得しています。飲食店を経営する予定のある方は「KiKi Harajuku」を参考にしてください！

清水寺

京都にある「清水寺」のインスタアカウントは、世界中で話題を呼んでいます。「清水寺」のアカウントでは、旅行に行った時では見られない清水寺の意外な一面や四季を感じられるインスタ映え写真が日々投稿されています。

「清水寺」のアカウントの投稿文には英語が添えられているため、外国の方も親しみやしいといえるでしょう。そんな「清水寺」のアカウントは、2023年2月現在で17万人のフォロワーを獲得しています。

外国の方も集客したいのであれば「清水寺」のようにインスタの投稿文に英語を添えるとよいかもしれませんね。

まとめ

今回は、インスタグラムのビジネスアカウントの概要とメリット、活用事例を解説しました！

ビジネスアカウントを活用することで、広告出稿が気軽にできたり、インサイト機能を使用してユーザー分析ができたりします。

その一方で、インスタグラムのビジネスアカウントにはアカウントを非公開にできなかったり、人によってはビジネス目的で運用していることに嫌悪感を与えてしまったりといったデメリットも存在します。

インスタグラムのビジネスアカウントを活用する際は、メリットとデメリットを把握したうえで、活用事例を参考にして利用する判断をしましょう。