リール攻略実践編|リールは〇〇から作れ

「動画の構成をどのように作ればいいのか分からない」「オチや結論はどこに用意したらいい?」このように悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

「結論を最後に持ってくる」これはリール動画で最もやりがちな構成です。しかし、視聴者は最後までいつでもみてくれるほど暇ではありません。

リール動画を作成する際には、必ず結論や結果を最初に持ってくるのが重要です。

この記事では、リール動画で結論を最初に持っていくことのメリットや活用方法について解説していきます。ぜひ参考にしてください。

目次

結論を最初に持ってくるライティングテクニック「PREP法」

早速、リール動画で結論を最初に持ってくるための型について紹介していきます。結論ファーストになるライティングテクニックとして「PREP法」はご存知でしょうか?

PREP法は「Point(要点)」「Reason(理由)」「Example(具体例)」「Point(要点)」で文章を構成していきます。最初に結論を伝えてから理由や具体例を説明して、最後にもう一度結論で終わらせる型です。PREP法を使って文章を並び替えるととても読みやすくなります。

PREP法の具体例

P:投稿作成はPREP法を意識すべきです。

R:PREP法なら分かりやすく滞在時間も上がるからです。

E:結論を最初に聞くと続きが気になって投稿をみてくれます。

P:以上の点から、投稿作成は「まず結論から」を意識しましょう。

PREP法はライティングの世界で最も活用されている型なので、リール動画の構成にも積極的に活用していきましょう。

リール動画の時間が後半になるほど離脱率は高くなります。だからこそ、リール動画では結論や結果を先に見せることが有効な施策になります。

例えば料理のアカウントなら、最初に完成した料理を見せてください。写真のテクニックはもちろん、完成した料理を見たら「美味しそう」と思ってもらえます。そこで心を掴めれば、具体的な調理方法の続きを見てもらえます。

「最初に結論を見せると離脱しませんか?」と心配する人がいるかもしれませんが、そうはならないので安心してください。むしろ人は結果を知ると過程が気になるように脳ができています。甲子園優勝校の練習風景が人気になったり、オリンピックで金メダルを取った選手のオリンピックまでのエピソードなどが良い例です。

慣れてきたらビフォーアフターの構成もおすすめ

PREP法を使いこなせるようになったら、次はビフォーアフターの動画を作成してみましょう。

最近では「アフター→ビフォー→アフター」の動画も非常に伸びやすくなっています。内容的には「結論→過程→結論」に近いですが、変化した後のインパクトのあるシーンを見せるのが重要です。そんな変わった姿を見て、どんなふうに変わったのかが気になって続きを見てもらえます。

ダイエットアカウントなら、ダイエット成功後の姿を見せてから変化の過程を見せる流れです。iPhone便利術型の紹介では、iPhoneの便利術でできることを最初に見せて設定方法について解説していく流れにしています。便利術そのものが「結論」で設定方法が「過程」という流れです。

ガジェットなどのライフハック系や掃除術などのコンテンツは、リール動画で構成を作りやすくなっています。自分のジャンルに合わせて、PREP法やビフォーアフターを意識した動画を作ってみてくださいね。

見飽きない動画の構成とは

実際にPREP法などを意識して作成すれば、基本的には開始の数秒は見続けてもらえます。その後も見てもらうためには、見飽きないための動画構成が非常に重要です。

人は映像を同じ画角で3秒見ると飽きると言われています。そのため、倍速再生などを利用し、最大でも3秒以内に別の画角に変化するように編集するのがおすすめです。

また、1つの画角で複数の情報を入れ込むのもおすすめの方法です。複数の情報を入れ込むメリットは、一度投稿を見ただけだと全てが理解できないため、何度も見返したくなるからです。

内部のエンゲージメントが高まった結果、「視聴完了率が上がる×再生回数が増える×保存数増える」でさらに外部へとバズが起きていく可能性も高まります。

情報量が多いと結果的に「網羅性」の高い投稿になって、1投稿あたりの満足度や視聴維持率もかなり上がりますよね。

リール動画を伸ばす上では以下の流れが非常に大切になってきます。

リール動画を伸ばすための流れ
  • PREP法の結論を見せることで続きの興味づけ
  • 網羅的な内容を取り入れることで理解が追いつかない状態にする
  • 後から見返したいものはフォロワーが自然と保存する
  • 最後まで見るから視聴維持率が増加し、何回も見返すから再生数が増える
  • 結果的にバズが起こって新しい層にもリーチして最初に戻っていく

この流れを繰り返していくことで、自然とリール動画は新しい人に広がっていきます。よくリール動画ならすぐに外部にリーチされるからいいと言われがちですが、本質はフィード投稿と変わりません。質の高い投稿をして満足してもらって初めて、多くのアカウントへリーチします。

リール動画のアルゴリズムの指標としては「再生回数<いいね数<コメント数<保存数<視聴完了率」の順番で大切になってきます。いかに保存までの流れを作るか、何回も見返してもらう投稿を作るのかを意識しましょう。保存こそ大事だと発信している人もいますが、実は視聴完了率の方がバズでは大事になります。

まとめ リール動画はPREP法を意識しながら見飽きない動画構成にしよう

この記事では、どうして最初に結論を持ってくることが大切なのかについて詳しく解説しました。リール動画ではPREP法を意識しながら見飽きない動画構成を作成しましょう。

「動画を見てすぐ保存される」よりも「動画を最後まで見て、もう一度見たいから保存する」の方が理想的です。

視聴完了率を高めるためにも結論ファーストは絶対に忘れないでくださいね。「結論→過程→結果→結論」の型を崩さずにバズのための施策をそれぞれ取り入れれば、間違いなく再生回数が大きく変わってくるはずです。

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