TWICEに学ぶファン化戦略

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目次

オープニング

TWICE 公式Twitterより

おはようございます。駒居です。本日のSnsClubラジオは「TWICEに学ぶファン化戦略」というテーマでお話をしていこうと思います。

大好きな”TWICE”のライブに行ってきました!

先日、5月14日日曜日に僕の地元である大阪のヤンマースタジアムで”TWICE WORLD TOUR in Japan”に参加!僕と妻はTWICEの大ファンで、初めて彼女たちのパフォーマンスを生で見て、肌で感じてきました!僕自身、TWICEだけじゃなくてアイドルのコンサートに行くのは今回が初めてだったんです。

このラジオを聞いてくださってる方の中には、もちろんアイドルのファンの方もいらっしゃると思いますが、TWICEにハマるまでは「推しに会いに行く」という表現について、正直「会いに行くってなんやねん!観に行ってるだけで、会いに行ってるわけではないやろ!」みたいに思っていた時期がありました。今、全力で土下座してお詫びを申し上げたいと思います。(今も土下座しながら収録してます笑)

TWICEのコンサートに行き、彼女たちのパフォーマンスに触れて、大量のアドレナリン排出とともに、ストレスも発散できたし、感動して涙を流しそうになる瞬間もありました。そして、何よりTWICEのメンバー9人に対して熱狂しているファンの熱気を肌で感じて、人生最高級クラスの体験ができたなと思っています。今回のこの最高体験をただただ「楽しかったな〜」で終わらせてしまうのはあまりにもったいないなと感じたので、「なぜ僕がこんなにもTWICEのことを好きになったのか?ファンになったのか?」という点と「なぜこんなに多くの人を魅了しているのか?」を僕なりに紐解いて解釈し、皆さんにお伝えできたらと思います。

TWICEのファン化戦略について

大前提、抑えておきたいPointとして、僕がTWICEを好きになったのはもちろん彼女たちの魅力も大きいですが、それだけではなくTWICEが所属している”JYPエンターテイメントの緻密な戦略”によって、「僕はTWICEを好きにさせられた」という方が結構正しいのではないか思っています。なので、その戦略の部分に目を向けてみると僕たち発信者も何か得られるポイントがあるかもしれないと思い、今回のラジオの内容としました。「TWICEか…興味ないし、関係ないかな〜」と思ったそこのあなた、SNS発信にも活かせる部分が必ずあるので是非最後まで聞いてくださいね!

「百聞は一見にしかず」そして「百見は一触にしかず」

格闘漫画「刃牙」より
(板垣恵介 作)

僕がライブに行って学んだTWICEのファン化戦略は結論1つで、「百聞は一見にしかず」「百見は一触にしかず」ということです。

「百聞は一見にしかず」ということわざは、皆さんも聞いたことありますね。100回聞くよりもたった1回でも自分で見た方が圧倒的に得られるものが大きいという意味です。そして、「百見は一触にしかず」とは、100回見るよりもたった1回触れた方が圧倒的に得られるものが大きいという意味合いがある造語です。これは僕のオリジナルの言葉ではなく、僕の大好きな漫画である「刃牙(バキ)」に出てくる範馬勇次郎というキャラクターの名言になります。

「なぜ僕がそう感じたのか?」について、いくつかのエピソードに分けてお話をしようと思います。

「百聞は一見にしかず」について

これを語るには、僕がTWICEのファンになるまでの軌跡をお話しする必要があります。TWICEは世界的に有名なアーティストですし、それこそSNSで音源が度々バズっており、様々な場面で使われているので、メンバーの名前や顔がわからなくても、曲を聴いたことがない人はほとんどいないんじゃないかなと思います。実際、僕自身もその一人でした。

ある日、妻とのデートの移動時間を使って、妻の好きなTWICEのライブ映像を一緒に見ていました。その時、初めて彼女たちのダンスやパフォーマンスを見て、「TWICEはこんなにパワフルで、こんなに可愛いアイドルグループだったのか!」と思い知りました。(この時はまだファンではなく、おやおや?なんかいいかもしれんな〜ぐらいの状態。)

その日から少しずつ少しずつ気になり始め、曲をアプリで聞いたり、一人の時もライブ映像を見たり…そんな時に衝撃の1曲に出会ったんです。それは、TWICEの「Candy Pop」という曲です。この曲のライブ映像を見て、ジヒョのダンスに完全に心を射抜かれました…。(例えると陸上のやり投げの槍がバーンと飛んできて、心臓にビビビビビッと刺さったぐらいの衝撃!)それからTWICEのことを追うようになったんですね。

この軌跡から言えることは僕自身、SNSを研究する中で「この音源、流行ってるな」「このダンス、流行ってるな」とTWICEの曲は100回以上聴いていましたが、あくまで「百聞」の状態だったんです。妻と一緒にライブ動画を見たり、一人で動画を見るようになって、「百聞」が「一見」に変わった時、一気に感情を動かされてファンになったということです。

皆さんもインスタ運用をしていく中で「フォロワーさんを自分のファンにしたい!」と思った時は、普段の情報発信だけではなく、インスタライブを行い、より近い距離感でフォロワーさんと交流する機会が必要になってくるのかなと感じます。インスタを見ているユーザーにとって、「百聞(フィード投稿やリール等)は一見(インスタライブ)にしかず」なのかもしれません。これを理解して実行すると、より濃いファンを獲得できると考えられるため、ぜひ参考にして頂ければと思います。

「百見は一触にしかず」について

こちらについては、論理的に説明できることではなく、完全に僕の感情論ですが、14日のライブに行く前と後ではまるっきりTWICEの「魅力度(自分が魅了されてる度合い)」が全く違います。これは理由を言うまでもないですが、やはり画面の中だけで見ていた憧れの人と会えた瞬間は興奮するし、より一層魅了されます。

もちろんライブに行く前も「そうなるだろうな」と頭では理解していたつもりでしたが、いざ本当に会ってみると推しとそのファンが一緒の空間で過ごす時間って本当に大事なんだなと改めて痛感したわけです。そして、ライブ運営側はそれをわかっていて、ファンと触れさせる演出をこだわりにこだわり抜いてライブを作っているのだなと感じました。

当たり前のことですが、ライブの空間でおしゃべりはできないし、携帯も触れない。結果、本当の意味でアーティストのコンテンツだけに集中できる空間なんですよね。今回は5万人が収容されるのでスタジアムだったので、メンバーたちが豆粒に見えるくらい距離感がありましたが、たとえ肉眼では豆粒だったとしても、踊っている姿や歌っている姿が見れるような超特大スクリーンをが用意されてたり、終盤の方ではトロッコが走ってセンターステージから遠いファンの目の前までメンバーが来てくれるような仕掛けがあったりと、会場にいるファン1人1人が推しを一方的に見るだけではなく、触れ合える仕掛けがたくさん用意されていました。

音楽から伝わるTWICEのファン化戦略

もう一つ、TWICEの音楽から伝わるファン化戦略があるのでご紹介します。実は、TWICEの楽曲は全て”英語タイトル”になっています。これは日本ではあまりないパターンだと思うんです。基本的に日本のアーティストは日本語で曲を出すし、海外のアーティストも母国語で曲を出していると思います。ただ、世界的に活躍している韓国系のアーティストだけは、ほとんど曲のタイトルを英語表記にしているのです。「それはなぜだろう?」と考えた時に、英語は万国共通の言語であって、歌詞の母国語がわからなかったとしても、曲のタイトルはほぼ全世界の人に理解することができるということになります。もし、TWICEの音楽のタイトルが全てハングル文字で読めないし、理解できないとなると、そのコンテンツに触れるハードルが物凄く上がると思います。これに気づいた時、日本のアーティストが世界でなかなか通用できない理由ってこうゆうところにあるのかなと感じたんです。

これによって、何を伝えたいかというと、「より多くの人に影響を与えるためには、影響を与えたい人たちに極限まで合わせたコンテンツ設計をしないと結局届かない」ということです。

さらに、TWICEの楽曲タイトルが英語表記であるということの他にも、曲中で特に耳に残るフレーズは、ファンも一緒に歌えるよう英語の歌詞になっています。TWICEの曲でも韓国語で歌われている部分に関しては、どのように発音されているのか?どんな意味の歌詞なのか?正直ファンである僕も全くわかっていません。でも、サビに入り、盛り上がるポイントに合わせて英語が使われているため、ライブでは一番盛り上がってるタイミングでこの英語の歌詞をメンバーと一緒にファンが叫んでる瞬間は本当に最高でした!こういう緻密に練られた仕掛けの1個1個によって、僕はTWICEを好きにさせられてるんだなっていうことを強く感じました。

まとめ

今回、一番伝えたかったこと。それは、「世の中に存在している全てのコンテンツの中で成功しているもの、その全てには誰かの意図がある」です。要するに、自分自身の感情が大きく動く体験や経験には、様々な感情を計算し尽くしてコンテンツを作っている誰かの意図が隠されているということです。

皆さんもSNSで発信されているコンテンツを見ていて、「お!このインフルエンサーめちゃくちゃ面白いな」など、何かしら感情が動いた経験があると思います。誰かの発信、誰かのクリエイティブ、誰かのパフォーマンスによって、感情が動く体験をした時は「この人はどういう戦略、どういう意図でこの感動を生み出しているんだろう?」「なんで今、私はこれに感動したんだろう?」ということを考えてみることで、毎日の生活から一歩深い学びを得ることができると考えます。ぜひ真似して頂けると幸いです。

それでは今回、「TWICEから学ぶファン化戦略」というテーマから、「百聞は一見にしかず」「百見は一触にしかず」について深ぼって解説をさせて頂きました。今日も人生を変える1日にしていきましょう!

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